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軽い場合

単純性うつ病

同じうつ状態になる精神疾患として単純性うつ病と双極性障害という2つの種類が存在します。 この双極性障害とはうつ状態である抑うつ気分だけでなく逆に気分が高揚する躁状態にもなる躁うつ病と呼ばれる気分障害です。 双極性障害は躁状態とうつ状態という2種類の症状がちょっとしたきっかけで切り替わるため、それぞれの気分に合わせて2種類の薬を用意しなければならなくなります。 その点、単純性うつ病は抑うつ気分になるだけですので、そのうつ状態に対する対処をすれば良いということになります。 うつ状態が悪化したときのために抗うつ剤のみを処方してもらうだけで済むので、薬代もそれほどかからないでしょう。 しかし双極性障害よりも気分の不安定さは無いとは言え、うつ病の抑うつ症状は深刻であり、きちんと抗うつ剤などを携帯しておかなければ場合によっては命の危険すらあります。

抗うつ剤のみで治療可能

普通のうつ病である単純性うつ病は抗うつ剤1種類のみの薬で治療が事足りる為、2種類の薬が必要となる双極性障害よりも薬代が安く済みます。 うつが完全に治るまでどれだけの時間がかかるか分からない状態ならば、その間継続して負担しなければならない薬代が安くなることはうれしいことです。 しかし、だからといって薬の使用に抵抗がなくなるのも問題です。 安く済んだからと少し気分がうつになっただけで服用するには抗うつ剤は副作用を無視できない種類の薬剤なのです。 もちろん、きちんと用法用量を守って適切に使っていれば問題はありませんが、抗うつ剤はある意味では睡眠薬に近いものであり、扱い方を極端に間違えると危険なものとなります。 薬代の負担が少ないと、その薬を軽く考えてしまいがちですが、抗うつ剤は取り扱いに注意しなければならない薬であることを憶えておきましょう。